会社の先輩や後輩に上手く仕事を教える事ができていますか?
たまに教えても、本当に分かっているかな?と心配になることありますよね。
実は、あなたの教え方が悪いのかもしれません。
今回は、相手に教えることについて深く掘って行きたいと思います。
私たちは、無意識のうちにやっていますがここで1つ教えることについて考えてみましょう。
こんな方にこの記事を読んでいただきたいです。
・間違えた教え方をしていないか心配な方
教えるとは、相手が分からないことを分るようにすること

世の中には、教える仕事がたくさんありますよね。
- 教師
- 講師
- 保育士
- スポーツインストラクター
自分は、こんな職業じゃないから関係ないと思った方は少し待ってください。
実は、あなたも良く教える立場になっているんです。
- 会社で後輩を持って仕事を教える。
- 他の人に道を教える。
- 家族に豆知識を教える。
こういった時、
あなたは相手が分からないことを分かるように説明しています。
これが教える。ということなんです。
生きてきた中で1度も教えたことがない人はいません。
相手の分からないことを分かるようにするのがとても難しいのです。
では、どうやって相手にわかってもらえるように説明できるのでしょうか?
教えるには、自分も十分に理解する必要がある

当たり前なのですが、教えるという事はまず自分がしっかりと理解をしていないとできません。
理解していない状態のまま教えると間違えた情報を相手に覚えさせてしまう可能性があります。
まず教える前に自分が十分理解できるか必ず確認するようにしましょう。
ここは、信頼関係にも繋がってきます。
理解できていない人からなんとなく教えてもらうよりも絶対に理解できている人に教えてもらいたいですよね。
前提条件としてあなたがしっかり理解することが先です。
上手な教え方の方法3つのポイント

上手な教え方の方法を紹介します。
誰かに教える際はぜひこれらを抑えてください。
今回は、極端ですがリンゴについて相手に教えることとします。
相手の立場を考えて反応をみながら教える
あなたは、教える立場なのでリンゴについてはたくさんの知識を持っています。
- 赤い
- 甘い
- 漢字では、林檎と書く
- リンゴは皮ごと食べるほうが良い
相手にこれらを伝えていくことをイメージしてください。
まず、相手はリンゴについてどのくらい知っているかを考えてあげます。
もちろん、赤いことは誰もが知っているのでそこの説明はしません。
でも、「リンゴは皮ごと食べると良いことを知らないだろうから教えてあげよう。」
こう思ってあげることで相手の立場になって考えてあげていることが出来ています。
さらにここで教えながら相手の反応を見ていきます。
リンゴを皮ごと食べると良いことを教えている途中で、相槌が無くなったり、相槌が小さくなったりしたらしっかりと理解できていない状態かもしれません。
教えてもらっている人は、なかなか「もう1度説明してください」と言いにくいものです。
なので、教えているあなたが反応を汲みとってもう1度教えるかの判断をしましょう。
相手のレベルに合わせて教えることが大切です。
例を出して教える
人間は、イメージできないことを理解するのがとても苦手です。
電気や音の波長など目に見えないことをって理解しにくいですよね。
そんな時は、例を出しながら教えてあげるととても効果的です。
リンゴの例に戻ります。
教えている途中で相手は、リンゴを皮ごと食べると良いイメージが分からない状態になりました。
こんな時は、例えを出してあげると良いです。
ナスは皮ごと食べることが多いですよね?
これは、皮に栄養素があるからそのまま食べることが多いです。
だからリンゴも皮ごと食べると良い効果があります。
と教えることができれば効果的だと思いませんか?
このように、例を出して教えることが出来れば、とてもイメージがつきやすくなり理解も深まります。
教えている最中に時々分かったか確認してあげる
教えてもらっている人は、1度で100%理解することはなかなか出来ません。
教えている最中にあなた自身が「こんな感じだけど分からないことあった?」
と一言聞いてあげてください。
そうすれば、もう1度申し訳ないですがさっきの部分教えてください。伝えることが出来ます。
これは、教える相手が後輩であればあるほど有効な方法です。
リンゴを例にして見ます。
リンゴを皮ごと食べると良いことを伝えた後
「リンゴについて教えたことで分からないことあった?」
と一言聞いてあげましょう。きっと分からなかったところを聞いてくれます。
絶対にしてはいけない下手な教え方

絶対にしてはいけない下手な教え方を紹介します。
これをすると、相手が分からないまま終わってしまったり、もうあなたに教えてもらいたくないと言われてしまう可能性があります。
専門用語は避けて教える
相手がいくら理解しているからと言っていきなり専門用語を使うのは辞めてください。
無意識のうちにしていることが多々あります。
リンゴを例にしてみます。
リンゴは、別の名前で、セイヨウリンゴと呼ばれます。
あなたは、普段セイヨウリンゴと呼んでいたとします。
セイヨウリンゴという名称でリンゴの説明をしていくことは辞めてください。
他の人からすると、リンゴとセイヨウリンゴは違うのか?という疑問から抜け出すことが出来なくなり理解の早さに影響します。
なので、極力専門用語を使用するのは避けましょう。
高圧的な態度をとらない
相手に教えていく中で、相手の理解が遅くていらいらすることもあると思います。
そういったときに、「どうして分からないんだ?」などと高圧的な態度になるのは絶対に辞めてください。
相手の覚えようとする気持ちを下げてしまうきっかけになります。
こうなると、あなたから教えてもらいたくない。と言う気持ちが強くなってしまうので気をつけてください。
そして、相手の人が「こういうことですか?」と聞いてきたときには、「全然違う」など完全否定するのではなく「ちょっと違うね」など柔らかい言葉にするようにしましょう。
まとめ
教える上で、忘れてはいけないのが相手の立場になって教えると言うことです。
あなたも、過去教えてもらったとき、分かりやすい先生と分かりにくい先生がいたと思います。
分かりやすい先生は、どれだけ生徒の気持ちになって理解してもらおうと努力してきたかの証です。
ぜひ皆さんも、上手く教えて、教えるのが上手いといわれる人になりましょう!
上司に嫌われないための記事もまとめましたので参考に!
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